テスラという名前を聞いたことがないという方は、世界中を探してもほとんどいないでしょう。ポスト・ジョブズとの呼び声も高い「イーロン・マスク」が作り上げた企業は、今やEV業界の王者や自動車業界の破壊者とも言われるほど、世界でその存在感を発揮しています。
では、テスラが爆速で現在の地位を獲得するまでにはどのような歴史があったのでしょうか?
新興のベンチャー企業の爆速成り上がり
テスラのスタートアップ時、誰もテスラが成功するとは思っていなかったでしょう。
それもそのはずで、その時代に電気自動車がこれだけ売れる時代がくると誰が予想できたのでしょうか。
実際にテスラ創業当時は夢を語る新興企業に融資をしてくれるところは少なく、資金繰りに苦しんで倒産寸前まで陥ったこともあるようです。
そんな中、日本の有名企業であるパナソニックは2010年にテスラとの提携を発表しました。
パナソニックはその時からテスラの可能性を見抜いていたと言えます。
結果的にテスラは立ち上げから2年で軌道に乗り、そのまま現在もなお爆速で世界中に新しい価値を提供する大企業となっています。
業界トップシェアを実現しているテスラ
テスラの成長速度は圧倒的で、2018年には新車販売台数が24万5240台を突破しています。
この数字は前年比の2倍以上の売り上げであり、過去最高の記録的な販売台数です。
テスラの本拠地であるカリフォルニア州では、2019年上半期の新規登録販売台数が6番目に多いメーカーになったこともあり、今後はその他の国や地域でも高いシェアを上げていくことが期待されています。
この数字を見れば、テスラは電気自動車という1つの業界でトップシェアを実現していると言えるでしょう。
しかし、テスラのCEOであるイーロン・マスクはここで足を止めるような人物ではありません。
現在もイーロン・マスクの発言は世界中から大きな注目を集めており、また新しい価値を創造して世界を驚かせていくことでしょう。
テスラが乗り越えていくべき課題
革新的な企業であるテスラですが、今後乗り越えていくべき課題としてはどのようにして利益を上げ続けていくかが重要という点が挙げられるでしょう。
これだけ爆速で進化する企業だからこそ、それを維持してトップスピードで最前線を走り続けることが求められます。
そのような高いハードルがある中、今後も多くの人が驚くようなビジネスを次々と開発していくことに期待が集まっています。