栗山年弘さんは、大手電子部品メーカーであるアルプスアルパインの代表取締役です。
2019年からアルプス電気とアルパインが経営統合した後、社風も文化も違うメンバーを率いて、顧客のために動いてきた人物だと言えます。
では、栗山年弘さんはどのような方なのでしょうか?
売るのは「コスト」ではなく「バリュー」
栗山年弘さんが代表取締役を務めるアルプスアルパインは、さまざまな電子機器を作っています。
長年愛用される商品を作ることができているのは、栗山年弘さんをはじめとするアルプスアルパインの社員が、商品のコストではなく「バリュー」にこだわってきているからだと言えます。
どんなによい商品でも、顧客によって求める価値は異なります。
それを追及していくことによって、より多くの方が喜んでもらえる商品を作るために日々尽力しています。
社長をはじめとするこのこだわりが、質の高い製品を生み出しているのだと考えられます。
どこにもないニッチな商品を生み出す
栗山年弘さんがバリュー以外にこだわりを持っているのが、「ニッチトップ」です。
ニッチトップとは、どこの企業も出していない新たな商品という意味合いになります。
アルプスアルパインは、2019年に統合されたことによって生まれた企業です。
アルプス電気は入力系のデバイスに強く、アルパインは音や映像、出力系を得意としています。
この2つの企業が統合したからこそ生み出せる価値があると、栗山年弘さんは考えています。
圧倒的に資本を持っている企業と全面的に戦わず、独自性を重視しているからこそ、長年愛用しているファンが多いのだと言えるでしょう。
ワクワクする車のキャビンを作る
栗山年弘さんが率いるアルプスアルパインが現在力を入れているのは、これまでになかった車のキャビンを作ることです。
現在の車の内装を見てみると、まだまだ機械式のスイッチやボタンが多くなっています。
その状況をタッチレスにするために動いているのがアルプスアルパインです。
自動運転の開発が進められている今、このようなキャビンに期待が高まっています。
まとめ
栗山年弘さんは、顧客に提供する価値に着目して行動しています。
そのことにより、多くのファンを獲得できる商品を作れているのだと言えます。
今後も人を驚かせる商品を作ることができる企業だといえるので、期待が高まっています。